テレビ受信できない|アンテナが原因?3分でできる対処法とチェック
テレビを見ていたら、突然映らなくなったり電源を入れても画面が真っ暗のままで何も映らなかったりしたことはありませんか?エラーメッセージが出ていても、何のことだか分からずに困ってしまうことでしょう。
そこで今回はテレビが受信できないときの対処法を、エラーメッセージとあわせてお伝えしていきます。ただし、自力でできる対処法は限られてしまいます。受信できないときの原因の多くはアンテナにあるため、プロへ依頼をするケースも出てくることもあります。エラーメッセージを確認して、必要であればプロへ現地調査を依頼するようにしましょう。
テレビが受信できないときの対処法
電波の受信ができず、地デジ(地上デジタル)放送や、BS/CS放送が視聴できなくなった場合、自力で対処することも可能です。 自力で対処するときは、まずエラーメッセージを確認しましょう。エラーメッセージを確認することで、現状や大まかな原因を知ることができるのです。
そこでこちらでは、「エラーメッセージの確認・アンテナレベルの確認・テレビの再起動方法」について詳しくご説明をします。
【ステップ1】エラーメッセージを確認しよう
テレビは受信できなくなると、画面にエラーメッセージが表示されると思います。代表的なエラーメッセージの意味について、見ていきましょう。
■0020
電波の受信レベルが下がってきているときに、表示されます。とくに、アンテナが受信した電波を変換するブースターや、ケーブルの調子が悪い場合に0020と表れることが多いです。
■e201
テレビに届けられる電波が弱い場合に、このエラーメッセージが表れます。とくに障害物や天候などが原因で、アンテナが電波を受信するのが困難である場合に、表示されることが多いでしょう。
■e202
電波が届かない場合に表示されます。e201と同じように、アンテナが原因で表示されることが多いです。またほかにも、ケーブルが原因であるときに出ることもあります。
■e203
e202と同じように、電波が届かない場合に表示されます。とくに放送を休止しているチャンネルを映そうとすると、このエラーメッセージが表れることが多いです。
■e209
衛生アンテナに問題がある場合に、このようなメッセージが表れます。とくにケーブルとの接続がうまくいかず、表示されるケースが多いようです。またアンテナの設定を正しいものに直すことで、改善されることもあります。
■B-CASカードを正しく挿入してください
テレビに挿入されているB-CASカードの接続がうまくいっていない場合に表示されます。この場合は、テレビの電源を切った状態で抜き差しをすることで、解決するでしょう。E100として表示されることもあります。
【ステップ2】アンテナレベルを確認しよう
テレビが映るようになるためには、アンテナレベルが45以上である必要があります。アンテナレベルとは、アンテナがデータをしっかりと受信できているのかを数値で示したものです。アンテナが適正な方向を向いており、正しく電波を受信できていれば、このアンテナレベルは大きくなります。
しかし「E201」などのエラーメッセージが表れる場合は、アンテナレベルが低下しているかもしれません。一度アンテナレベルを確認してみましょう。
以下では、アンテナレベルの確認方法をお伝えします。お使いのテレビによっては方法が異なりますので、目安としてご覧ください。
【アンテナレベルの確認方法】- リモコンの「メニュー」ボタン、もしくは「便利機能」ボタンを押す
- 「機器の設定」もしくは「視聴オプション」を選ぶ
- 「アンテナレベル」を選ぶ
- 確認したいチャンネルを選択
以上の手順でおこなうと、アンテナレベルが確認できます。またリモコンからアンテナの向きが変えられる場合もあるので、ぜひお試しください。
【ステップ3】テレビを再起動しよう
アンテナレベルが問題ないときは、テレビの受信システムに問題があるのかもしれません。受信システムに問題がある場合は、再起動をすることで直ることがあります。3分程度で終わる簡単な作業なので、一度再起動をしてみましょう。
再起動をするには、まずテレビの電源をオフにします。画面が切れたら、1分ほど待ちましょう。そのあとに電源コードをコンセントから抜いてみます。電源コードを抜いたら、再び1分程度時間を置いて、コードを差し込みます。
最後に電源をオンにして、確認をしてみましょう。直っているようであれば、画面が映るはずです。
それでも受信できない場合はアンテナの現地調査(無料)を依頼しよう
これらの対処をおこなっても受信できないのであれば、アンテナが故障しているかもしれません。そこでまずは、アンテナの現地調査を業者へ依頼しましょう。
ただしこの現地調査は、依頼をする業者によっては有料で請け負っているところもあります。事前に料金がかかるかを確認してから、依頼をするとよいでしょう。
また弊社であれば、この現地調査を無料で請け負っております。アンテナの調子が悪そうだと感じた方は、お問い合わせください。不安や疑問点がある場合は、電話でお応えをすることも可能です。電話はいつでも承っておりますので、お気軽にご相談を頂ければ幸いです。
テレビが受信できない原因トップ3
テレビが受信できないのには、原因があります。その原因を解決することで、テレビが映らないトラブルを防止することができるでしょう。そこで、テレビが映らなくなる代表的な原因を3つご紹介します。
【原因1】電源コードやケーブルの緩み
アンテナで受信したデータをテレビへ届けるためには、電源コードやケーブルといった配線が不可欠です。しかし電源コードやケーブルなどが接続端子にきちんと差し込まれていいないと正常にデータを届けることができず、テレビが映らなくなってしまうのです。配線がきちんと接続されているかを確認し、差し込み直してみることをおすすめします。
またほかにも、ケーブルがレコーダーに正しく接続されていないことによってテレビが映らないこともあります。一度、ケーブルの端子が正しく接続されているかを確認してみましょう。ケーブルの接続方法は、テレビの製造メーカーの公式サイトで確認が可能です。それでもわからない場合は、業者に連絡をして確認してもらうのもいいかもしれません。
【原因2】悪天候などでテレビアンテナが損壊
アンテナは基本的に屋外に設置されているので、天候の影響を受けやすいものです。そのため、激しい雨風や物の衝突などによって、アンテナが損壊してしまうことがあるのです。
損壊したアンテナはアンテナレベルが下がったり、最悪の場合、まったく機能しなくなったりします。壊れたアンテナの修理や交換は、業者へ相談をするようにしましょう。
【原因3】受信環境の変化
受信環境が変化すると、テレビが受信できなくなってしまいます。とくに「近隣で新しい建造物が建てられている」という場合は、環境が原因であるケースが多いです。
アンテナは、放送局が発信した電波を受信することで、データをテレビへ送ります。そのため、放送局からアンテナまで電波を送っている最中に障害物があると、受信が困難になってしまうのです。
また「最近風が強い日があった」という場合も、環境が原因であることが多いです。風によってアンテナの向きが変わってしまうことがあります。アンテナの向きが変わると、正面からデータを受け取ることができないので、チャンネルが映らなくなってしまうでしょう。
このように受信環境に原因があるようなときは、アンテナの受信レベルを強めたり、向きを変えたりすることで、改善することができます。しかし作業には専門的な技術が必要になるため、業者へ依頼をするとよいでしょう。
業者の選定にお悩みであれば、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では、アンテナ修理や交換をおこなう業者をご紹介しております。依頼後にキャンセルをしたいという場合も、キャンセル料はいただきませんので、安心して依頼をしていただくことが可能です。ぜひお問い合わせください。
屋外アンテナの修理・設置は業者に任せよう
アンテナが原因でテレビが受信できないときは、新しいアンテナの設置や修理を、業者へ依頼をしましょう。アンテナの工事は、非常に危険な作業になります。高所で作業をすることになるため、慣れない作業をおこなうにはリスクが高いといえるでしょう。
また、アンテナの工事には専門的な知識も必要です。適切な受信レベルになるようにする必要があるので、慣れないと困難な作業になるでしょう。業者へ依頼をすれば、このような作業も請け負ってくれます。
しかし業者へ依頼をするとなると、費用が気になると思います。そこでこちらでは、アンテナ修理と設置の費用相場をご紹介します。
アンテナ修理にかかる費用相場
アンテナの修理に関する費用の相場は、おおよそ5,000~25,000円となっています。この費用は、修理の内容によって大きく変わってきます。たとえば角度の調整をする程度であれば、5,000円程度と、比較的安価で済むことが多いです。しかし配線の交換などの、少し複雑な作業になってくると、費用は10,000円を超えるケースが多いでしょう。
また依頼をする業者や、ご自宅の状況などによっても変わってきます。費用は上下してくるので、ご注意ください。ただし、アンテナが破損した原因によっては保険が適用される場合もあるので、一度確認してみるとよいでしょう。
アンテナ設置にかかる費用相場
アンテナを設置する場合の相場は、約20,000~80,000円にもなります。アンテナは破損しておらず、設置をし直す程度の工事であれば、費用は10,000円以内に収まることも多いです。しかし、アンテナを新しいものに交換するようであれば、種類によって100,000円ほどにかかるケースもあります。
修理のときと同様に、業者や状況によって、費用が大きく変動するため、具体的な費用は、業者から現地調査をしてもらって見積りをとるとよいでしょう。
急ぐ場合の業者探しは電話が早い!
テレビが受信できない事態は、早急に解決したいものですよね。しかし、たくさんある業者からひとつを絞るのは、なかなか難しいものです。「家から近い・費用が安い・サービスがていねい」など、さまざまな希望があると思います。この希望にかなった業者をひとりで探し出すのには、大変な時間を要してしまうでしょう。そんなときは、弊社へお電話ください。弊社では、アンテナの修理や設置を承っている優良な業者をご紹介しております。24時間365日電話相談を受け付けているので、早朝や深夜でも対応することができるのです。お電話を頂ければ、担当のオペレーターが希望の日時や細かい要望をお聞きします。ぜひお気軽にお電話ください。
アンテナ工事・修理の関連記事
- BS放送が映らない!?原因と対処と確認しておきたいことまとめ!
- BSが見れない・見れなくなった原因はアンテナにある?確認・改善策
- テレビのアンテナケーブルの種類|選び方やおもな特徴、接続の仕方
- テレビブースターでアンテナレベルを上げよう!種類・設置方法・調整
- 分波器|アンテナ分波器の必要性・分配器との違い・選び方を徹底解説
- 分配器と分波器の違いを初心者向けに解説!テレビ設置で悩む必要なし
- BS・CSアンテナは角度が大事!設置方法を覚えて衛生方法を観よう
- テレビアンテナなしで視聴する4つの方法…各工事の費用を徹底比較!
- テレビの分配器の役割…分波器・分岐器の違いと選びかた
- 意外と知らないテレビアンテナの種類!現在主流のものから4K8Kも