テレビが映らない!原因別・対処法|アンテナの前にここをチェック!

「いつも通りにテレビを付けようとしたのに画面が映らない……」というときは、まずテレビが映らない原因を探りましょう。原因として、最初に思い浮かぶのはアンテナかもしれません。もちろんアンテナが原因であるケースもありますが、エラーコードを解読したり、設定のミスを改善したりすることで、すぐに解決できる場合もあります。

また、テレビ本体の故障が原因なのであれば、修理するほかに、買い替えをすることでも解決できるでしょう。ただし、もしアンテナが破損していたり、回線のトラブルであったりした場合は、業者の力を借りる必要があるかもしれません。

今回は、テレビの画面が映らないときによく見られる、3つの原因と対処法についてご紹介いたします。自分のテレビが今どのような状態にあり、どのようにすれば再び映るようになるのかわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

地デジが映らずエラーコードが!意味と対処法

テレビが映らない場合のパターンのひとつとして、地デジなどの番組が表示されず、エラーコードが出ることがあります。見慣れないエラーコードが出た場合は戸惑ってしまうかもしれません。しかし、表示されているコードの意味さえわかれば、焦る必要はないでしょう。

エラーコードのほとんどは、電波のトラブルを伝えるためのものです。また、昨今の複雑化した地デジ環境では、設定ミスが原因でエラーコードが表示されてしまっていることも多くあります。自分のテレビも該当していないかチェックしてみましょう。よくあるエラーコードとその意味、対処法については、以下のとおりです。

電波の受信レベルに関するエラーコード

電波の受信レベルに関するエラーコード

以下のエラーコードは、電波の受信レベルに関するエラーコードです。

0020:受信レベルが著しく低く、表示ができない状態。
e202:完全に電波が受信できない状態。

これらのエラーコードが出た場合、まずはお住まいの地域の障害・メンテナンス情報を確認してみましょう。電波の障害が発生しているのが原因なのであれば、メンテナンスが終了するのを待つしかありません。

障害が発生していないのであれば、電源コードなどの配線に抜けやゆるみがないかをチェックしましょう。ブレーカーでテレビに電波を送っているブースターなどの電源を切ってしまっているケースもあるので、心当たりがあればブレーカーもチェックしてください。ここまでを確認して解決しない場合は、業者などに相談をしましょう。

アンテナに関する不具合によるエラーコード

アンテナに関する問題でエラーコードが出る場合もあります。

e201:アンテナからの受信レベルが低い状態。
e209:衛生アンテナとの接続に不具合がある。

天候が悪い場合は、強風でアンテナの向きが変わってしまうこともあります。雨の日などにe201が表示された際は、天候が回復したあとに、一度アンテナの状態を確認してみましょう。

また、衛生アンテナを使用している場合、衛生アンテナとの接続のトラブルを示すe209が表示されることがあります。この場合はまずアンテナとの接続状況と、アンテナ電源の設定などが間違っていないかを確認してください。

放送局に関するエラーコード

これらのエラーコードは、放送局に関する何らかの問題が起きていることによるエラーコードです。それぞれの意味は以下のとおりです。

e203:チャンネル放送休止中(メンテナンス中)
e204:チャンネルが存在しない。配信されていない。
e205:ケーブルテレビの契約範囲外。契約期限切れ。

テレビ局は深夜に放送機器の点検のために放送を休止することがあり、そのときにチャンネルを選択すると、e203のエラーコードが表示されます。また、放送局からの受信レベルが弱くて映像が出せない場合にも、このコードが出てくることがあります。

e203が表示されたら、一度別のチャンネルを選択して、そちらが正常に映るかを確かめましょう。もし別のチャンネルでもe203が映る場合は、一度テレビ本体を再起動してみてください。

また、テレビにはセットトップボックスという、「放送用の電波」を「テレビで受信できる信号」に変換する装置が必須になります。番組表の記録や録画をおこなう機能もあるセットトップボックスですが、こちらがフリーズを起こしてエラーが出ている場合もあります。一度こちらも一度再起動してみると解決するかもしれません

e204が表示される場合は、放送していないチャンネル番号を選局してしまっている可能性があります。一度番組表でチャンネルの番号を確認しましょう。e205が表示される場合は、契約しているケーブルテレビ局に契約状況を確認してください。

解決しない場合

エラーコードが出ている場合は、選択しているチャンネルや、電波の受信状況を見直せば解決する場合がほとんどです。しかし、エラーコードが出ていなかったり、さっきまで映っていたテレビが急に映らなくなったりした場合は、周辺機器が故障を起こしているおそれがあります。

周辺機器の故障の疑いがある場合は、次章をチェックしてください。もし台風や落雷などによるアンテナの不具合が考えられる場合は、アンテナ業者に相談したほうがよいかもしれません。業者をお探しの際は、ぜひ弊社にご連絡ください。

テレビが映らない原因|本体と周辺機器のトラブル

テレビが映らないのは、テレビの本体やケーブル、周辺機器などのトラブルが原因の場合もあります。ここでは、自分で確認できる範囲の、テレビ周辺の機器のトラブルについて解説いたします。

接続状況や設定の確認

接続状況や設定の確認

テレビの画面がまったく映らないという場合は、まず一度入力端子の確認をしてみましょう。テレビにはHDMI、D端子など、複数の入力端子があることも多いものです。入力切替のボタンを操作して、使う入力端子を正しく設定できているかを確認してください。

また、レコーダーを経由している場合には、レコーダーの電源がついていなかったりするとテレビが映らないこともあります。レコーダーの電源がゆるんでいないか、その他の配線もゆるんでいないかを確認しましょう。

ほかにも、リモコンの操作ミスで画面が映らない場合もあります。BS放送にも対応しているテレビの場合、知らず知らずのうちにBSに変更していて、地デジ放送が映らないというケースが多く見受けられます。

ほかにも、アンテナからの接続は正しいか、それぞれのケーブルに破損はないかなど、きちんと映るような接続状況になっているか、各所を今一度確認してください。

b-casカードの確認

b-casカードとは、デジタル放送受信機に同梱、挿入されているICカードのことです。テレビ本体のほか、セットトップボックスにもそれぞれ挿入されています。現在はこのb-casカードの番号を紐づけすることでケーブルテレビなどの契約がおこなわれており、うまく挿入されていないとテレビの視聴自体ができません。

b-casカードのエラーメッセージが出た場合は、まずセットトップボックスの電源を切って、エラーメッセージが消えるかどうかを確認しましょう。消えなければ、テレビ本体のb-casカードを確認してください。

メッセージが消えた場合はセットトップボックスのほうに問題があります。一度電源のコードを抜いてから、カードを取り出し、ICチップの部分の汚れをふき取ってから再度挿入して、電源を入れなおしてみましょう。

これで改善されなければ、セットトップボックスのリセットをおこなったり、業者を呼んだりなどの対応をとってください。また、b-casカードに関して気になることや、わからないことがあれば、一度b-casカードのカスタマーセンターに問い合わせてみるのもよいでしょう。

また、機器によってはACASチップというものが内蔵されている場合もあります。ACASチップとは、外部から挿入する形だったb-casカードをチップとしてはじめから機器に内蔵したもので、基本的には同じ役割をもつものです。

ACASについて気になっていることや、わからないことがある場合は、ACASのコールセンターに問い合わせてみてはいかがでしょうか。また、不具合の原因がACASチップか、ほかの部分の故障かわからない場合は、使用している機器の製造メーカーに問い合わせるのがよいでしょう。

テレビ電源や周辺機器の故障

テレビを映すには、テレビ以外にもさまざまな機械が必要です。レコーダーやチューナーをはじめ、電波を複数の場所にわける分配機、電波を増強するブースターなど、環境に応じて必要になる機械もあります。

それらがどこかで故障を起こせば、テレビは映らなくなってしまいます。また、テレビ本体の電源などに問題がある場合もあるでしょう。

故障を起こした機械は修理か買い替えで対応することになります。どちらを選ぶかは自由ですが、それぞれにかかる費用やこれまでの使用年数なども含めて、より長くテレビを使える環境を整えるのがよいでしょう。

ただし、ブースターは買い替えするにしても修理するにしても、プロの知識が必要になります。なぜなら、ブースターは入力された信号をそのまま増幅する機械であるため、設置のしかたを間違えるとノイズまで増幅してしまい、映りが悪くなってしまうことがあるためです。

テレビのブースターの設置をお考えの際は、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社からお近くの業者を派遣し、有資格者が適切にブースター設置に対応いたします。

まだテレビが映らない|アンテナ故障や電波トラブル

ここまでの項目を確認して調整してもまだテレビ画面が映らないという場合、アンテナや電柱などに原因がある可能性があります。そうなると、自分で対処するのは難しくなるため、業者を呼ぶのが最善の対処法となります。ここでは、自力での対処が難しいトラブルについてまとめていきます。

こんなときは業者を頼ろう

こんなときは業者を頼ろう

テレビ本体以外のトラブルでよく見受けられるのが、アンテナの破損です。外の雨風にさらされているアンテナは、ときに破損してしまうことがあります。

破損したアンテナはうまく電波を拾えなくなってしまうだけでなく、設置場所から落下してしまう危険がある場合もあります。すぐに修理をおこないましょう。

また、ケーブルテレビを利用しているなどは、回線トラブルによってテレビが映らなくなる場合もあるでしょう。電波塔との間に大きな建造物ができたり、近隣の木が成長したことで電線に干渉したりするなど、さまざまなパターンのトラブルが考えられます。

これらはいずれも、専門の知識が必要だったり、高所の作業をともなったりなどの関係から自力での対処はどうしても難しい問題になります。安全のためにも、一度原因の調査も含めて、業者に修理を依頼するようにしましょう。

業者に依頼した際の費用について

業者に修理を依頼する際には、費用について気にする方も多いでしょう。ある程度の出費は仕方ないにしろ、修理にかかる料金の相場を知っておけば、費用をおさえる手助けになるはずです。

アンテナの交換をともなう修理の場合、工事費用や配線費用、古いアンテナの修理費用などをあわせて、30,000円~50,000円が相場になるようです。ただし、地域や住宅の環境によってはこの相場よりも高くなることも考えられます。また、ブースターの設置には10,000円~15,000円の追加費用が発生します。

修理を依頼する際は、相場をよく把握しておき、実際に業者がとった見積りを踏まえてよく相談しながら、最終的に依頼するかを決めるようにしてください。また、修理を依頼する際にひとつ注意したいのが、賃貸にお住まいの場合です。

賃貸に取り付けられているアンテナなどは、大家などの管理者の所有物です。無断で業者に連絡して交換してしまうと、今度は管理者とのトラブルに発展するおそれがあります。

もし賃貸にお住まいの場合は、業者よりも先にまず管理者に連絡をするようにしましょう。その後の対応は管理者によってさまざまですが、管理者のほうで業者を手配してくれたり、修理の費用を負担してもらえたりといった場合もあるでしょう。

もしアンテナ修理に関して業者を手配することになった場合は、ぜひ弊社にご連絡ください。弊社では故障原因の調査とお見積り作成を無料で承っております。コールセンターでは年中無休でアンテナに関するお困りごとをお伺いしておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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